ION Sky
disguise、シンガポールION Sky展望台のマルチメディア・ショーをパワーアップ
オーチャード通りで一番高いビル最上階の ION Sky マルチメディア・ショーには、シンガポールの滞在客も住民も、同じように集まります。都市のスカイラインで、disguiseメディアサーバー4x4prと2x4proにより稼働する最新アトラクションでは、このエリアがフルーツやナツメグのプランテーションだった頃のシンガポールとオーチャード通りの歴史と伝統を垣間見ることができます。
没入型のビデオ映像は、55階のION Skyへ上がるエレベーターの中で始まります。ビジターが56階の展望デッキへ通じるランプに出ると、成長する木々がエレベーターの壁を上がっていきます。ランプの床や壁は、季節的なインタラクティブ映像で埋め尽くされます。現在の春/夏テーマでは、花や蝶々が描かれます。展望デッキの窓パネルはロールスクリーンで覆われ、そこにはシンガポールの歌手/シンガーソングライターDick Leeが任された4分間の歴史ショーが映されます。ショーが終わるとスクリーンが巻かれ、21世紀の都市のスペクタクルな景観が目の前に現れます。
ショーに技術サポートを提供するAcoustic & Lighting Systemのdisguiseオペレーター、Malcom Foohは、マスターメディア・サーバーとしてQuad-DVIカードを装備したdisguise 4x4pro×1台、disguise 2x4pro×1台を使い、大掛かりなビデオ投影を実行します。「最小数のサーバーで20台のSonyビデオプロジェクターを処理できることから、disguiseが選ばれました」と彼は言います。「disguiseは、Crestronマスター・ショー・コントロール・システムともシームレスに統合します。」
プリプロ中、VividThree Production のコンテンツ開発チームは、メディアサーバーによって、実際にセットアップする前に目視確認できた、とMalcolmは説明します。「シミュレーションによって、コンテンツの見た目を確認し、キャンバスのサイズを決めることができました。Dick Leeがアイディアとストーリーボードを提供して、VividThreeがそれを実現しました。」
disguiseのMulti Transports機能により、Telnet経由でCrestronコントロールを使って、3系統の異なるコンピュータ入力を3つの場所に別々に表示することができました。「Telnetでは、サードパーティのアプリケーションやコントロール・ソフトウェアでdisguiseタイムラインを起動できるので、とても便利でした」とMalcolmは言います。
彼は、プロジェクター調整を高速化するdisguiseのQuickCal機能についても述べています。「適切な計画と実行により、調整と設定は短時間で済みました。disguiseでは、現場での調整も簡単でした。2日ほどで、20台のプロジェクターを精密に調整し、一体化することができました。」
さらに、「disguiseのサポートが現れたどんな問題も素早く解決してくれて、全てうまくいっている」と加えました。
「disguiseでは、現場での調整も簡単でした。2日ほどで、20台のプロジェクターを精密に調整し、一体化することができました。」
Malcom Fooh
クレジット
- コンテンツ開発
VividThree Production
- システム・インテグレーター
Mosaic Solution
- disguise オペレーター
Malcom Fooh ー Acoustic & Lighting System